風と共に生きる

Honda GB350と過ごす日常

今シーズン走り納め、つまごいパノラマライン・湯の丸高峰林道

11月中旬に入り、標高の高い所を走るワインディングは凍結する時期になった。そして、もうすぐ通行止めに。今年の走り納めってことで、つまごいパノラマラインとビーナスラインを走りに行ってきた。

いつもの4時起きの予定が、娘のキックで3時に目が覚め、そのまま起き出し3時半出発。まずは関越道で北上し高崎ICで降りる。高崎環状線を約半周してK28、K126

とつないで榛名湖に向けてヒルクライム

途中、群馬の夜景が見える駐車スペースに車を停め、ふと夜空を見上げるとたくさんの星が瞬いており、冬の星座の代表格オリオン座が綺麗に見えた。

K126は独走状態。対向車も来ないので、道幅いっぱい使ってコーナーをクリアしていく。

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榛名湖畔に車を停めて、夜明け前の静けさを感じる。東の空には金星が鋭い光を放っていた。

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K28(裏榛名)で下山して、R145、K375で八ッ場ダム(建設中)を目指す。ここも毎年なんとなく定点観測している。このあたりまでくると、ようやく夜も明けてきた。朝の光を受け、紅葉が一層紅く見えた。

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建設中のダム本体。ほとんどが出来上がっているようだ。

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ちょうどこの橋の下辺りが、昔の川原湯温泉だ。

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道の駅「八ッ場ふるさと館」で、途中のコンビニで仕入れたパンとコーヒーで朝ごはん。R292、K59と走って、つまごいパノラマラインへ。

朝7時台とあって、他に走ってる車もなく独走状態。空もクリアで、ドライビングプレジャーは最高潮。しかしながら、この辺りは標高が高く気温も0度近くまで下がっており、路肩には霜が白く輝いていたので、速度は控えめに。

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この日はツイてて、カモシカに遭遇した。しばしこちらを見つめ、林の中に消えていった。つぶらな瞳がとてもかわいかった。

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後は景色を堪能しながら軽く流す。この道の素晴らしさは自分の拙い言葉では伝えられないので、写真でご容赦を。

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野菜の集積場は、今年の収穫を終えひっそりしていた。

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つまごいパノラマライン(北ルート)を走りきり、K94で地蔵峠へ。いつもはこのまま峠を越えて下っていくのだが、今回は趣向を変えて、峠を左折して湯の丸高峰林道へ。地蔵峠から1.5車線の道をぐんぐんと上っていく。池ノ平・コマクサ峠が最高地点と思われる。標高も2000mを越え、水たまりもガチガチに凍っていた。

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ご存知の方も多いと思うが、この林道、この峠を境に高峰温泉まではダートとなる。ベタベタに車高を落とした車は走行不可。ウチのアテンザでも凹凸の激しいところでは、たまに底を擦る。ただ道幅は広めで、決して走りにくいというわけではない。

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途中、視界が開けたところで八ヶ岳が見えた。下界には雲海。ん〜、絶景!

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高峰温泉を過ぎたら林道は間もなく終点。次はビーナスラインを目指す。