2日目の朝はちょっと遅めの5時起床。温泉宿に泊まりながらも、朝風呂にも入らず6時前の出発。昨日の雨が空をクリアにし、素晴らしい朝日に向かってR43を進む。
しばらく走りR457にスイッチ。踏切を越えたら山林を貫く小さな峠越え。ウォーミングアップにはちょっと足りないか。
峠を下り、朝もやに霞む集落を抜けてゆく。
R398が今回のドライブで走りたかった道の一つ。栗駒山へ続くワインディングの始まりだ。2車線の快走路が我を誘う。
ダム湖畔を抜けると、序章の始まり。
ストレートと緩やかなカーブを織り交ぜた道に気持ちが高まる。
温湯温泉を過ぎると、開放的な道から突然様相が変わり、ヘアピンが連続して高度を一気に上げてゆく。スピードレンジを下げ、森林の中を優しく走る。
高度を上げるにつれ、空には重たい雲が現れ始める。どうやら標高の高いところはまだ雲が抜けきってないようだ。正面に栗駒山が見えるはずの湯浜峠からは残念な眺望。
一旦峠を下り、次の峠にアプローチ。雲が邪魔過ぎる。
次の花山峠を越えるとついに秋田県に突入だ。
このあたりまで来るとついに携帯の電波(docomo)が届かなくなり、スマホのナビもMapのダウンロードが出来ず空白地帯を進む。
K282にスイッチして、栗駒山へさらに近づく。
いくつものカーブを重ね、更に高度を上げてゆく。ストレートとカーブの緩急が絶妙だ。
蓋のように被さる雲の隙間から遠くの青空が見える。
さらにワインディングを進み、須川温泉がゴール。やっぱり霧の中。
素晴らしい温泉なのでひとっ風呂浴びて行きたいところだが、先を急ぐため今回は見送り。しかし、この湯量、凄すぎ。硫黄がこびり着いた湯の滝だ。
自然の凄さを実感。さて、次は…(続く)