風と共に生きる

Honda GB350と過ごす日常

群馬遠征ツーリング

そろそろ山の方も凍結の心配が無くなってきた。さらにこの週末は気温も上昇するってことで、バイクでは初めての群馬遠征をしてきた。車では何度も走って慣れた道を、今度はバイクで慣らすことにする。

関越道で北上し、高崎ICで高速を降りて下道をトコトコ走る。車では榛名湖に向けてヒルクライムをするのが通例だったが、今回は山には上らず山裾を約半周して、R406からK377経由で八ッ場ダムを目指す。このルートは交通量も少なくマイペースで流すことができ、最高に気持ちよい。

バイクだと、道路脇のちょっとしたスペースに停車することができるので、車よりも写真撮影がしやすい。シートバッグからいちいちカメラを取り出すのは面倒くさいが…

K377沿いの少し遅めの春景色を満喫する。


大柏木川原湯トンネルを抜け、道の駅「八ッ場ふるさと館」にバイクを停めて散歩。ダム湖の水位はほぼ満水で、鮮やかな青色の湖面が広がっていた。

八ッ場ダム周辺はすっかり観光地化されていて、水陸両用バスも運行されていた。

小腹がすいたので、道の駅内にあるYショップでパンを買って食べた。この店は朝7時開店なので、早朝ツーリングでも重宝する。おすすめは八ッ場ダムカレーパン。

 

予め考えていたツーリングプランでは、この後は中之条方面に向かう予定だったのだが、ここまで来る道すがら見た山々が美しく、もっと近くで見たくなったので、つまごいパノラマラインに向かうことにした。

走り慣れた道とはいえ、アップダウンのあるワインディングをGB350で走るのは初めてなので、慎重に進んでいく。そして、いつもの撮影スポットでの写真も忘れずに。

V字ロングストレート。

上りカーブの先に突然現れる雪山。

山岳区間を抜けるとキャベツ畑が広がる。耕した土が一面に広がっていた。

正面に浅間山が見えるこのコーナーも好き。

休憩スポットの愛妻の丘。

 

北コースを走り切って、R144 との交差点を左折。何年かぶりにR144を走ったが、2019年の台風19号による被害の傷跡がまだまだ残っていて、未だに復旧作業が続いていた。

 

ツーリングの後半戦、嬬恋からR144、R145とつないで中之条からK53で道の駅「霊山たけやま」へ。岩山から吊るされたこいのぼりがお出迎え。駐車場では車の人たちも、こいのぼりたちとのツーショット写真に四苦八苦していた。

14時過ぎ、道の駅併設の「そば処けやき」で遅めの昼食。十割蕎麦とJAF会員特典のかき揚げを頂く。

 

K53をさらに北上。この道も、のどかな里山風景が続く。

 

山を下ってR17を目指していると、道端にいのししを発見。

道の駅「たくみの里」の標識があったので寄ってみた。夕方近かったせいか、人影はほとんど無かった。たくみの里ということで、職人たちの集落なのかな。

近くを散策すると、谷川連峰を望むことができた。

いのしし以外にも、いっぱいあった。

ここをツーリングのゴールとして、あとはR17を南下して、月夜野ICから関越に乗って帰宅の途についた。

 

初めてのツーリングらしいツーリング後のGB350の感想。

  • ライディングポジションが楽で、疲労感が少ない。
  • アシスト&スリッパ―クラッチのおかげで、左手がツルことは無かった。
  • 高速道は、やはり80Km/h巡行が限界。
  • アップダウンのあるワインディングでは、パワー不足が際立つ。
  • 速さを求めなければ、トータルバランスに優れている。

 

走行距離 359Km

平均燃費 44.9Km/L

走行ルートは下図の通り