風と共に生きる

Honda GB350と過ごす日常

埼玉・群馬 峠越えツーリング ~志賀坂峠、塩沢峠~

2022年7月9日(土)

 

この週末も大気の状態が不安定との予報で、雨情報に気を付けながら秩父方面にツーリングに出かけた。結局、雨は降らなかったのだが…

定点観測的に立ち寄る寺坂棚田。時間的、距離的にも自宅から最初に立ち寄るのにちょうど良い休憩スポット。トイレや自販機もあるし。

小さなカエルを何匹も見た。撮影するも、奥の稲の葉にピントを奪われ、カエルはピンボケ。今から思うと、マニュアルフォーカスにすれば良かったなと。

土地の区割りの石碑?には横瀬村と彫られていた。

 

R299で小鹿野を通過して、さらに志賀坂峠に向けて進む。途中、道路沿いから変電所設備が見えたので立ち寄ってみた。

特に人が居るわけでもなく、正門に堂々とバイクを停めて記念撮影。防犯カメラはついていたので、怪しい行動はしないように。

東京電力の新秩父開閉所とプレートに記載あり。変電所と開閉所の違いは分からず。

この手のインフラ系の設備は、巨大で迫力がありますね。機能美というか芸術的な造形をしている。一つ一つの設備や機械が興味深い。高電圧を扱ってるためか、「ブー、ジー」という音が時々聞こえる。

 

さらに進むと、いよいよ峠道に突入する。目の前の山を、ゆるい九十九折で上ってゆく。

基本、2車線道路で路面も綺麗なため走りにくいことは無い。

 

埼玉県と群馬県の県境、志賀坂峠(トンネル)に到着。

 

走ってきた道と武甲山を振り返る。

 

トンネルを抜けてしばらく走ると、「恐竜の足跡」なるものがある。ここもいつもは通過するのだが、トイレ休憩がてら、立ち寄ってみた。

恐竜の足跡が垂直についてるって、どんな地殻変動があったのか。

これが足跡らしい。

 

R462と合流して、上野村の快走2車線道路を気持ちよく流して、湯の沢トンネルを抜けて南牧村へ。

前回来た時に気になった和菓子屋「信濃屋嘉助」に立ち寄る。

街道宿場っぽい雰囲気がなんとも良い感じ。

炭を練りこんだ皮の饅頭が名物っぽいので購入。特に炭の味はしなかった。ロールケーキはクリームが濃厚で小豆の甘みもしっかりあり、こっちのほうが美味かった。

この辺りの川の流れも清らか。

 

K45で下仁田に向かい、下仁田からはK193で甘楽方面へ。K193は長閑な雰囲気の道で、軽く流すには最適。

甘楽からはK46で南下。K46は今回走りたかった道で、「●キロ先、大型車通行不能」の看板がいくつも掲げられており、ちょっとワクワクする。

大型車通行不能地点からは完全1車線の山道となるが、所々に待避所が設けられてるので、ブラインドコーナーに気を付けて、のんびり走る分には問題なし。

所々、遠望が利くところあり。

信州の下栗の里、とまではいかないが、山にへばりつく様な集落が見られる。

途中、急な上り坂のヘアピンがいくつかあり、ここだけは途中で失速してバランスを崩さないように慎重に走った。

 

K177との合流地点に、(山の上にしては)そこそこ立派な神社がある。ツーリングの安全を祈願して先に進む。

 

K46の山頂付近に近づくと2車線の綺麗な道が突然現れる。で、そこからしばらく下ると塩沢峠に到着。標高1073m。

 

峠の南側は視界が開けて、遠くの山並みが綺麗に見える。

武甲山も辛うじて見えた。晴れてると富士山も見えるのかな?

 

峠からのダウンヒルは、なかなかハードな道だった。アスファルトではなくコンクリート舗装の急坂があり、ブレーキかけてグリップ無くしたら落下する~って、ちょっとビビった。

急坂を下りきると、沢と並走する区間がある。ここでちょっと休憩がてら写真撮影。

 

K46がR462と合流する神流(かんな)町でランチにする。立ち寄ったのは「まるはちカフェ」。下の写真の建物が店舗と思って近づくと、入口に蜘蛛の巣がはってて「コロナ休業か?」と思ったら。。。

隣の建物の一角がカフェだった。

街道を行き交うバイクを眺めながら、注文した「あわばた大豆のキーマカレー」を待つ。

カレーは非常に美味かった。あわばた大豆は地場の野菜だとか。ジェラートもあったので、次回はおやつタイムに立ち寄りたい。

バイクで暑い中を走っていると、クーラーが効いた場所で涼めるのが非常にありがたい。今後のツーリングでも、熱中症対策でこういう休憩を積極的に取り入れることにする。

神流町からの帰途は、特にレポートすること&写真もなく、走行ルートを参考にして頂ければと。

  • 走行距離 267Km
  • 平均燃費 45.4Km/L

走行ルート