関東圏もついに梅雨入りし、不安定な天気が続くようになったが、それでも雨が降らなければラッキー。雨の降らない週末は、ふらっとツーリングに出かけよう。
今回目指したのは、群馬県の山奥。これまで未開だった奥利根湖とならまた湖を訪問してみることにした。
いつものように、4時起きで自宅を出発。関越道をひた走り、渋川伊香保ICで高速をアウト。R17〜R291で沼田、水上を抜け、K63にスイッチしていよいよ群馬の山奥を目指す。
K63に入ってすぐ、ツーリングマップルに「舗装済で県道の近道」と記載のある道を発見。左折して突入してみた。小川と並走する林道のような道で2車線の快走路だった。おそらくK63より交通量は少なめで、結構オススメかも。
再びK63に戻り、奥利根湖を目指す。奥利根湖を目的地にしてスマホのナビを設定すると、途中で案内が途切れていた。その理由はその地について分かった。
ここから先はダムの管理道路になっており、一般道では無いようだ。ここまで来て先に進めないのか?とビビったが、案内表示を見ると一般車も入れると書いてあった。橋から川をのぞくと、水面に薄く霧が立ち込め幻想的な風景だった。
ここから奥利根湖までは6Kmほど。ダム沿い道独特の微妙なアップダウン、短い直線、緩急織り交ぜたカーブが絡み合った、非常に気持ちよく走り応えのある道だった。管理道だけに舗装もきれい。この先には奥利根湖しか無いため、そこを目指す人達しか通らず、交通量も少なめ。
奥利根湖はダム湖、突然その姿を現す。が、まだちょっと遠い感じ。
最後のヘアピンをクリアすればダム上部の駐車場にたどり着く。
このダムは「矢木沢ダム」といって関東最大級のアーチ式ダム(とツーリングマップルに書いてある)。下をのぞくとなかなかの迫力と高所感。
放水路はジェットコースターのよう。
こんなとこにもぐんまちゃん。
奥利根湖をあとにして、次に向かうはならまた湖。K63に戻って少し走ると、日本最大級のロックフィル式ダム(とツーリングマップルに書いてある)、奈良俣ダムが姿をあらわす。
コンクリート製のダムよりもロックフィル式ダムのほうが、なんとなく迫力がある。もう少し走ってダムの上部に上がってみる。
まぁ、よくもこれだけの岩石を積み上げたものだ。振り返るとダム湖側も岩石を積み上げた構造となっている。人ってすごいな。
奈良俣ダムの放水路は一直線ジェットコースター。
駐車場のベンチに腰掛けて、事前にコンビニで調達したパンとコーヒーでちょっと遅めの朝食を摂り、再スタート。さらに山奥に進んでいこう。