風と共に生きる

Honda GB350と過ごす日常

奥多摩ショートツーリング ~わらび餅を求めて~

2023年6月25日(日)

梅雨時期の貴重な晴れ間。しかし、午後からは大気が不安定で雷雨の予報が出ていたので、早朝からサッと近場の奥多摩にツーリングに行ってきました。

川越から山村を抜ける県道をつないで奥多摩方面に向かいます。飯能からK193で県境を越えて東京都に入ると、「ここも東京かぁ」とちょっと違和感を感じます。

小一時間ほど走って、まずはK45の青梅柚木苑地の駐車場でトイレ休憩。紫陽花が綺麗に咲いていました。ちなみに、自分はなるべくコンビニではなく、トイレがある公共の駐車スペースを休憩スポットにしています。

 

トイレと水分補給(これ、大事)を済まして出発し、小河内ダム奥多摩湖)を目指します。K45からR411に入り、カーブとトンネルを繰り返し攻略しているうちに、あっという間に到着です。

いつもは駐車場からこの景色を見て次に進むのですが、この日は時間調整(目的地に10時到着)のため少し散策することにしました。

途中、水がゴボゴボと湧いているところがありました。飲める水では無さそうです。

昭和32年竣工ということで、なかなか歴史のあるダムのようです。東京の高度成長期を支えていたのでしょうか。標高530mに位置し、堤高149m、最大水深142.5mだそうです。

 

なかなかの高所感。

展望塔がありましたが営業時間外。

ダムの反対側には、ドラム缶浮橋と建設時に使ったコンクリートバケットが展示されてました。

先ほど水が湧いていたいところから、滝のようにダム湖に水が流れ出ていました。

 

小一時間ほど散策して出発。次に向かったのは道の駅「たばやま」。ここはもう山梨県なんですね。奥多摩湖の端っこにある鴨澤橋が東京都山梨の県境になっています。R411を塩山方面に進むと柳沢峠を越えるので、普通の感覚だと柳沢峠あたりが県境かなと思うのですが、柳沢峠はこの近辺を隔てる山の稜線を通ってないようですね。

さて、この辺りまで進んでようやく青空が見えてきました。気温も急上昇。

道の駅併設の日帰り温泉施設には、吊り橋を渡っていきます。今回は寄らないけど。

清らかな流れ。釣り人も居ました。

水が透き通ってますね。

少し小腹が空いたので、地産の山うどご飯のおにぎりと干しブドウのチーズケーキを買って食べました。ここでも時間調整です。


Googleマップで目的地までの時間を確認して、9時40分に道の駅を出発。気持ちの良い2車線快走ワインディングをどんどん進み、本日の目的地「山の湯宿 はまやらわ」に到着です。このあたりで標高1,200mを超えているようで、かなり涼しく快適でした。

hamayarawa.net

「こんな時間に宿に?」と思われると思いますが、ここはわらび餅で有名なんですよね。自分が知ったのも1年ぐらい前ですが…わらび餅の営業開始は10時のようです(事前に電話で問い合わせしました)。

 

清らかな小川に架かる橋を渡り、いざお店へ。

店内でわらび餅を頂けるのですが、今回はお土産用のわらび餅を購入しました。一人でまったり食べるのも良かったのですが、午後の天気の崩れを心配しての判断でした。

大人しすぎて気づかなかったのですが、振り返ると可愛い番犬がいました。

わらび餅にはいくつかの種類があるのですが、今回は黒糖とよもぎを買いました。他の味は、次の楽しみということで。


さて、今回のツーリングの目的も果たしたので、雨に降られる前にさっさと撤収します。

途中、真っ赤な峰谷橋の駐車場で休憩。

さすがにここまで戻ってくると気温もかなり上昇していて、Tシャツを1枚脱いでさらに下界を目指して走ります。

途中、ランチもせずに13時過ぎに帰宅。買ってきたわらび餅を冷蔵庫で冷やして3時のおやつに頂きました。かなり粘りのあるわらび餅で容器からうまく切り出せず、大きなスプーンで取り分けました。きな粉と黒蜜もついており、味変させながら美味しく頂きました。

 

この日は結局雷雨は発生せず、夕方まで良い天気でした(暑かったけど)。柳沢峠を越えて、雁坂トンネル秩父経由で帰ってくるルートでも良かったかな?

  • 走行距離 167.7Km
  • 平均燃費 45.6Km/L

走行ルート(同じルートのピストンなので面白くないです)

標高図(左右対称)