9月の4連休、じっとしてるのも勿体ないので、ふらりとドライブに出かけた。もちろん、三密回避は厳守。
3時半に自宅を出発、小雨交じりの関越道を北上し、高崎ICで高速を降りる。環状道路で市街地を迂回して、R406、K54とつないで北軽井沢へ向かう。
K54はストレートと九十九折りを織り交ぜた極上ルート。
緩やかな勾配のロングストレート区間。
水の流れる音が聞こえたので橋の下をのぞくと、小さな滝が見えた。
およそ60ほどのコーナーをクリアしながら、二度上峠を目指す。
二度上峠のコーナーを抜けると、目の前に浅間山が現れる。なかなかの絶景。
振り返ると、何山だろう??
北軽井沢を抜けて、つまごいパノラマラインへ。今回は南ルートを走る。
北ルートと違って、すべてのコースが畑地帯を走るので、高原の雰囲気を楽しみながら、のんびり流す。
次は菅平高原を目指す。R144で鳥居峠を越えて長野県入り。しばらく下って途中で右折してK182でショートカット。少し荒れた路面のワインディングロードだが、交通量も皆無で道幅も広く、おすすめ。
菅平からはK34を豪快に下って長野市街へ向かおうと思ったのだが。。。
まさかの通行止め。リサーチ不足だった。この道、好きだったのだが仕方ない。Uターンして、R406で長野市街に向かうことにした。須坂の街中をパスするために、途中で左折してK58へ、長野市内でR406に復帰して、さらに西へ進み白馬を目指す。
途中、鬼無里で小休止。鬼無里と言えば、いろは堂のおやき。ここのおやきは絶品。買うと、いつも一つおまけしてくれる。
田舎道を淡々と進む。先導車がいなければ、意外と攻めた走りが出来る。これからは紅葉の季節なので、交通量は増えそうだ。
白沢洞門を抜けると、眼前に白馬の山並みが現れる。圧巻の景色だ。
3000m級の山脈に抱かれた町、白馬。夏から秋に切り替わる直前。都会では味わえない爽やかな空気感を堪能する。
いつもは春に訪れる野平にも立ち寄ってみた。
列車は走ってないが、絵になる風景。
白馬を後にしてR148を北上する。しばらく走って、これまた毎度立ち寄るおたり名産館で蕎麦を頂く。ここの蕎麦と野菜天ぷらは絶品。気づかずにスルーしてしまいそうだが、是非ご賞味あれ。
食後のR148は眠気との闘い。眠気覚ましに、1本ワインディングを走ろう。平岩駅を過ぎてすぐを左折してK483へ。2,3年前にも訪れたが、その時は積雪通行止めで断念したのでリベンジ。
急峻な山坂道を上っていくのだが、さらに一段と勾配がきつくなるところで、舗装が赤くなるのが特徴(?)。
頂上を過ぎてしばらく下ると、視界が開けコーナーの先に雨飾山が望める。
手前に駐車スペースがあるので、ここに車を停めよう。
再びR148に戻り日本海へ出る。次は糸魚川からR8をハイスピード・シーサイドクルージング。途中の海岸で、コンビニコーヒーとおやきでおやつタイム。幸せなひと時。
夏を惜しむように、家族やカップルが砂浜で遊んでいた。ちなみに、うちの妻と娘は海が嫌いなので、家族で海水浴に出かけたことは無い。海に行くときはいつも一人。
今回は新潟の日本酒をゲットしようと事前に酒蔵を調べてたので、R8沿い、谷浜駅前にある田中酒造に行ってみたのだが、この日は休業だった。残念。
激混みの上越市街を抜けてR253にスイッチ。そして、途中でもう一軒の酒蔵、新潟第一酒造に立ち寄るも、ここも休業だった。
またまた、がっかり。
気を取り直して、ひたすらR253を進む。途中、道の駅「まつだいふるさと会館」で小休止。この道の駅は、北越急行ほくほく線の駅も兼ねる。北陸新幹線開通に伴い廃止となった特急はくたかの石碑ならぬ石椅子(?)があった。
十日市は大地の芸術祭の会場になっており、所々にアートがある。
十日市市街に入ったのは16時半ごろ。日が暮れる前に、ラスト1本ワインディングを走ろう、ってことで魚沼スカイラインへ。
小さなアップダウンを繰り返し稜線を走り抜けるこの道は、所々で両サイドに展望が開け、ミニチュアのような景色が眼下に広がる。遠望も素晴らしい。
路肩の雑草が道路に侵食して、意外と道幅が狭く感じる。
リフト乗り場からの撮影は、ちょっと恐怖を感じる。
魚沼スカイラインを完走してR353で塩沢に下りる。ちょうど17時半に塩沢道路PAに到着。ここでおやきを晩飯として食べてるうちに、夜の帳が下りる。
「今日のツーリングはここまで」
ここで帰宅モードに切り替え、ひたすらR17を南下する。渋川伊香保ICから関越道に乗る予定だったが、IC手前の電光掲示板で「高坂SAを先頭に渋滞30Km」の表示を見てしまったので、高速道を使わずそのままR17を走って帰宅した。
さて、次はどのエリアを走りに行こうか?
走行距離 600.7Km