風と共に生きる

Honda GB350と過ごす日常

SAYONARA, Atenza Last Run.

「別れは突然に」という訳ではないが、18年間連れ添ったアテンザを手放すことにした。今では貴重なMT車とお別れするのは残念だが(マツダ車にはまだMT車の設定があるので、一応安心してる)、ライフスタイルの変化や家庭の都合により、妻が乗ってた軽自動車も既に手放し、車は1台体制へ移行予定。ちなみに、新たな車はスズキの新型ソリオで納車済み。

アテンザとの最後のドライブってことで、アテンザと二人で語り合いながら、走りなれたつまごいパノラマラインとビーナスラインを流してきた。

つまごいパノラマラインへのアクセスは、関越道・高崎ICから環状道路で市街地を迂回し、R406へ。いつもなら、榛名湖経由か須賀尾峠経由を選択するのだが、今回は昨年開通したK377の大柏木川原湯トンネル経由で。

K377は2車線の快走路。田舎風景の中を右に左にカーブを描きながら、ゆるやかに上っていく。

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すると、突然正面に真新しいトンネルが姿を現す。

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約3000mのトンネル。新しい道は良いですね。緩やかに下りながらトンネルを抜けると、あっという間に川原湯温泉、八ッ場あがつま湖。

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すっかり満水のダム湖も見慣れてきた。

 

つまごいパノラマラインをスピード控えめで味わうようにトレースする。最後の記念撮影。

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このSparcoのシートは前車のシルビア(S15)時代から使用していたので、今年で20年目。このシートのおかげで、ドライビングが楽しくなった。車を手に入れるといろいろカスタマイズしたくなるが、まずは自分に合ったシートに替えることを強くお勧めする。

 

少し語り疲れたので、愛妻の丘で小休止。

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ステージをビーナスラインへ移す。K178からのアプローチ。残念ながら天気が崩れ生憎の雨天走行となった。

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この天気のおかげで、幸いにも霧ケ峰までクリアラップで走行ができた。ここでもアテンザとの語らいを優先して、すべての神経をドライビングに集中する。適度にメンテンナンスをしていたため、18年の年月を感じさせることなく、エンジンも足回りもまだまだ元気。自分のドラテクでは、音を上げることは無い。内装からはミシミシ音がするけれど…

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いよいよ、お別れの時が来た。雨がしたたり泣いてるように感じなくもないが、自分も新たなステップへ進むことにする。

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Atenza, Forever.

(完)