風と共に生きる

Honda GB350と過ごす日常

群馬ツーリング ~榛名湖、四万湖、奥四万湖~

2023年6月18日(日)

群馬の山巡りという訳ではないですが、前回の赤城山に続き、今回は榛名山を訪れました。

群馬にツーリングに行くときの定番コース、関越道・高崎IC→環状道路→K28で榛名山にアプローチ。途中のローソンでトイレ休憩ついでに、ツーリング途中で飢えないように軽食をゲットしておきます。榛名山に来たから榛名牛乳。

 

K28から榛名南麓スカイラインに入り少し走ったところに砂利のスペースがあり、ここからは高崎市街地が一望できます。

高崎市がこんな動画を公開してました。

youtu.be

 

榛名南麓スカイラインからはすぐに離脱してK126で山頂を目指します。山麓から榛名湖を目指すルートは放射状にいくつかあるのですが、自分は上りはK126、下りはK28(裏榛名)を利用することが多いです。理由は楽しいから。ちなみに、バイクで走るのは今回が初めてです。

この木が自分にとってのスタートの目印。

しばらくは農地や民家のある道を緩やかに上っていきます。

林間区間に入ると走りが楽しくなってきます。道幅が広めなのと交通量も少なめなので、自分のペースで走れます。

ヘアピンなどで高低差のあるカーブもあるので、バイクだとカーブの途中で失速してバランスを崩さないように、カーブミラーで前車が詰まってないこと、対向車が来てないことを確認してからカーブに侵入します。

榛名湖はカルデラの地形なので、小さな峠を過ぎると少し下ります。

K33に合流してゴール、といった感じ。K33は伊香保温泉から上ってくる頭文字Dな道なので、交通量が多いです。

 

榛名公園の駐車場にバイクを停めて、少し散策します。

釣り客が沢山いましたし、実際に釣ってる人もいました。

※釣りをしてる人を見てても、釣ってるところってあまり見たこと無いですよね?

山々は新緑よりもさらに深い緑に覆われており、湖畔には水面を通過したさわやかな風が吹いていました。

榛名湖を少し周ってみました。ちょうど「逆さ榛名山」が湖面に映る場所があったので、バイクと記念撮影。

湖畔沿いにある小さな駐車スペースには、キャンプなのか車中泊なのか、朝食の準備をしているキャンパーが結構いました。

 

榛名湖を満喫したので、K28(裏榛名)で北側に下っていきます。下るといっても、カルデラの淵を一旦上ってから下ります。

2車線の快走路が続くのでオーバースピードに注意しましょう。制限速度は時速40Kmですよ。

縦溝(グルービング)路面もあるので、バイクだと厄介ですね。

センターラインに雑草が生えてたり。

視界が開けてくるとゴールは近い。

上信自動車道の工事も進んでいるようです。嬬恋村まで開通するのは令和11年予定のようです。

www.pref.gunma.jp

 

R145に突き当たってゴール。次はK234、R353とつないで四万湖を目指します。四万湖は中之条ダムのダム湖で、このあたりの湖や川は温泉成分が混ざっているため独特な色(通称:四万ブルー)をしています。ダムの造りもカッコいいですね。

 

湖面が近いせいか、ゴミが浮いてるのが気になります…

 

中之条ダムを後にして、さらに山奥の奥四万湖を目指します。R353も快適な2車線道路で気持ちよく流せます。

トンネルや橋も良いアクセントになっています。

群馬県側のR353の終点に奥四万湖、四万川ダムがあります。ちなみに、道はつながってませんが、山を越えて新潟県湯沢町側にR353は続きます。

 

なかなかの高さ、迫力がありますね。

四万ブルーと木々の緑と青空のコントラストが素晴らしい。PLフィルターを持ってくるの忘れたので、写真では湖面が反射してギラついて映ってますが、それでもこの水の青さには感動しますね。

カモシカのマンホール。

 

本日のツーリングは奥四万湖を最終目的地としていたので、ここから引き返します。

ダムの脇道を下って四万温泉に立ち寄りました。温泉セットを持参していなかったため共同浴場は諦め、足湯・飲泉所に寄りました。地元の人らしき人が会話を楽しんでおり入りづらかったので、トイレや写真撮影を先に済ませました。

しばらくすると誰も居なくなりちょうど小腹も空いてきたので、中のベンチに座ってローソンで購入したパンを食べながら休憩しました。

蝶々が温泉を飲んでいる?

ちなみに、パンツの裾が細く捲ることができなかったので、結局足湯には浸かりませんでした…

 

四万温泉の次は四万の甌穴群に寄りました。

しかしながら、梅雨の長雨のためか川の水量が多く、豪快に水が流れていたため甌穴は川底に沈んで見られませんでした…が、マイナスイオン(水しぶき)は沢山浴びることが出来ました。

道路から見ても、やっぱり豪快に流れていますね。水の綺麗さに心が洗われます。

水量が少ないころに、また改めて訪問したいと思います。

www.ouketsu.net


再びR353を南下して中之条市街へ向かいます。

中之条市街からR353でそのまま渋川に抜けても良かったのですが、まだ昼前で時間もあったし無駄に遠回りしたかったので、R145(日本ロマンチック街道)で沼田方面に抜けることにしました。

R145沿いに貴娘酒造という酒蔵があり、ここの「咲耶美」という日本酒がお気に入りです。おそらくこの辺りでしか買えないと思うのですが、今回はバイクなので諦めました。下の写真の左側に小さく映ってる建物が酒蔵です。

sake.pref.gunma.jp

道の駅「中山盆地」で昼食休憩にします。

道の駅でこういう地元産のお惣菜を買うのって楽しいですよね。ランチにおにぎり、デザート(お土産)にあんどーなつを購入。おにぎりは塩味がしっかり利いていて、汗で抜けたミネラルをしっかり補給出来ました。

盆地ということで山に囲まれた景色が広がります(当たり前)。正面の山は一瞬「榛名山?」って思ってしまいましたが、調べると十二ヶ岳という山でした。

www.takayama-kanko.jp

こういう道の景色、大好きです。

 

お腹も満たされ、再出発して沼田を目指します。直線と曲線を織り交ぜた快走路が続きます。

河岸段丘が見えるところまで来ると、もうすぐR17との交差点。

R17は幹線国道で交通量も多いですが、渋川から新潟にかけては気持ちよく流せます(当然、時間帯によっては混みます)。特に渋川から沼田までの区間利根川とJR上越線が所々で並走していて、景色も走りも楽しめます。タイミングよく列車と並ぶと、ちょっと興奮しますね。

渋川に近づき景色が開けたあたりで、もわっとした暑い空気に包まれ、下界に下りてきたことを実感しました。バイクは、こういう温度や匂いの変化をダイレクトに感じることが出来るのが魅力ですね(暑い、寒い、臭(くさ)いもありますが…)。

今度は本物の榛名山が見えてきて、ゴール。

 

この週末はよく晴れて暑くなりましたが、いい感じに標高の高い涼しいところを巡ることが出来て良かったです。今後も涼を求めるツーリングが続きそうです。

 

  • 走行距離:281.4Km
  • 平均燃費:46.2Km/L

 

走行ルート

標高図